活動報告
2025.4.4
2025年4月度おすすめ食材
トマトの原産地である南米アンデス高原は、乾燥した痩せた土地が広がり、サボテンすら育たない過酷な環境。その過酷さこそが、トマト本来の力を引き出していました。
その環境にヒントを得て、高知県西部・四万十川中流域の十和村で生まれたのが 「狼桃(おおかみもも)」 です。
栽培時には水を極限まで絞ることで、トマトが生き抜こうとする力を最大限に引き出します。その結果、表面にはぎっしりと産毛が生え、昼夜の激しい寒暖差によって皮がしっかりと鍛え上げられます。果肉はぎゅっと詰まり、トマトが水に沈むほどの密度の濃さ。驚くほどの甘みと旨み、そして程よい酸味が絶妙なバランスを生み出します。
通常のトマトなら完熟すると皮が割れてしまいますが、 狼桃は皮がしっかりしているため、完熟状態でも崩れず、最高の味わいを保つことが可能 です。
四万十の大地が育んだ 「狼桃」、ぜひ一度ご賞味ください。