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2018.10.10
○福島県相双地区視察 〜2018秋〜
9月某日の2日間、福島県は浜通り北部地方、通称「相双地区」へ視察に行ってまいりました。
福島県の海沿いは未だに原発事故の影響が残り、帰宅困難地区が点在しています。
今回伺った場所も、帰村者数の割合は60%程度とまだまだ復興しているとは言えない状況でした。
そんな状況下でも、地元の産品で地域を盛り上げようと頑張る生産者が多数おり、少しでもお手伝いできればと訪問してきました。
その中の1部をご紹介いたします。
■川俣シャモ■
今回は雛から出荷になる成体までをそれぞれ見学することが出来ました。
もともと闘鶏だったシャモだけあり、成体の(特に雄)の迫力は見事の一言。
視察後の試食でもシャモ肉のポテンシャルの高さに驚きました。
■南相馬魚市場■
地元を盛り上げる若い跡取り世代が数名おり、東京への販路拡大になる足掛かりと目を輝かせながら話す姿はとても印象に残っております。
■菅野漬物■
味噌漬けシリーズの中でも鮟肝の味噌漬けは他にない味わい深さが感じられました。
ただ飲食店での販売にはまだまだ課題がありそうです。
■ナツハゼ■
ご存知でしょうか?
福島県以外でも国内で数か所産地があるようですが、この果実は一言では表せない魅力を秘めております。
見た目はブルーべリーですが、味わいは酸味が強く、独特の香りは食材(特にお肉)に合うと感じます。
ジビエにあわせるとより引き立つのではないでしょうか?フレンチのソースにしてみると間違いないでしょう。
この他沢山の食材を視察してまいりましたが、一貫して感じたことはやはり食材は生産者あってのものだという事です。
作り手の【想い】を付加価値にして皆様にお届けする。
そんな弊社の【想い】が皆様に届く事を切に願う視察となりました。
ご協力いただきました皆様、この場を借りて改めてお礼申し上げます。
有難うございました。