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2018.03.29

○愛知県田原市視察

3/22〜3/23の2日にかけて弊社のお客様をお連れし、愛知県田原市の視察に行ってまいりました。

田原市とは、愛知県の南、渥美半島の先に位置します。先端からフェリーに乗ると三重県鳥羽市に行くことができます。

東京から1時間半ほどで豊橋まで行き、そこからローカル線に乗り継ぎ、降り立った町が田原市です。

全国を見ても市町村単位で、肉・魚・野菜が揃う地域は多くなく、田原市はその数少ないエリアなのです。

それでは視察させていただいたものをご紹介いたします。

◆1日目

【名古屋コーチン】

名古屋コーチンと言えば「名古屋」・・・ではないんですね。

全国の名古屋コーチンの40%ほどのシェアを誇る出荷元さんにご挨拶させていただきました。

名古屋コーチンを勉強させていただき、試食をさせていただきました。

さすがに鶏舎には入れません。。

※名古屋コーチンは、同一系種の地鶏の中で、唯一100%血統の地鶏です

〜 昼食 〜

田原名物「キャベコロ」を食べさせていただきました。

写真の通り、ザ・キャベツといったところです。プレーン、ツナ・カレーとバリエーションもあります。

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【うなぎ】

田原の良質な湧水で泥抜きをした鰻です。

活・開き・白焼き・蒲焼など対応可能です。

国産・台湾産・中国産を食べ比べさせていただきました。どれが美味しかったか・・・それは営業までお問い合わせください!

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【ミドルリーフ】

豊川用水の水をベースにし、肥料などを加えます。タンクへの肥料、ミネラルなどの補給は1週間に一度しか行わないため栄養素の濃度は日が進むにしたがって薄くなります。
このように自然に近い状態を繰り返すことによって、水耕栽培でありながら、土耕栽培に近い、味の濃い野菜を作ることができるのです。

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幸せの四葉のクローバーもありました!

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〜 夕食 〜

名産のアサリ。アサリ自体も普段見るものより大きかったです。

また大アサリ(ウチムラサキ)もいただきました。海に近いと魚介が美味しいですね!

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◆2日目

【アサリ・大アサリ】

弊社とお取引させていただいている出荷元さんを訪問。

大量のアサリの出荷をしていただいております。選別にかかる労力には頭が下がります。

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【全粒粉麺】

国産小麦を使用したもちもちの食感の麺。

うどん・中華麺・焼きそば麺・そばなど、地域の麺類を支えています。

小麦が香る麺は美味しいですよ!

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【渥美魚市場】

昼セリを見学させていただきました。

渥美は昼にセリが行われます。朝の注文でも間に合う、産直では重宝するシステムです。

もともとは、夕方のスーパーに並ばせるために昼のセリを始めたそうです。

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風が強く、船があまり出ていなかったので、少しさみしい結果にもなりましたが、威勢のいい声が飛び交っておりました。

【伊良湖黒牛。】

2017年に誕生した新しい黒毛和種。渥美の牛舎を訪問。

渥美全体が風の強いエリアで、牛舎の中も風が循環していて気持ちよかったです。

サーロインA5をいただいきました!

脂がさらっとしており、食べやすかったです。

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【農園訪問】

田原市は海と山の豊かな自然に恵まれており、農業産出額で全国トップを誇ります。

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【とうもろこし】

夏になると旬を迎えるとうもろこしの出荷元さんを訪問。

鮮度保持のため、大型の冷蔵庫で保管→冷蔵出荷されます。

生産から収穫、そして到着までの鮮度保持に努めています。

今年もやります「雪の妖精」。収穫が待ち遠しいです。

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冒頭にも書かせていただきましたが、肉・魚・野菜とすべてが揃う恵まれた立地での視察は実りあるものになりました。

この時期はキャベツの収穫が盛んで、青果市場にはキャベツの山、道路わきで収穫している農家さんも多く、農業産出額全国トップを目の当たりにしました。

食材すべてにストーリーがあり、それを伝えるのが我々グローバルフーズの使命です。

現地の方と触れ合うことで、再認識させていただいた旅になりました。

今回の視察にご協力いただきました田原市の職員の方々に、この場を借りて心より御礼申し上げます。